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スキャルピング ボリンジャーバンドを使った逆張り手法 [スキャルピング ボリンジャーバンド]

スキャルピングにボリンジャーバンドを使ったトレードは7~8年前かなり流行っていました。私が昔買ったFXの商材もボリンジャーバンドを使ったトレードで、逆張り手法でした。

もう随分前の情報ですから、その商材の販売もされていませんし、ここでちょっと紹介しておこうと思います。

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ボリンジャーバンドを使った逆張りスキャル



ボリンジャーバンドの考案者であるジョンボリンジャーはボリンジャーバンドを逆張りで使うことをやんわりと否定しています。しかし、ボリンジャーバンドに設定されているσには次のような定義があります。



±1σ内に価格がある確率=68.3%
±2σ内に価格がある確率=95.5%
±3σ内に価格がある確率=97.7%




±2σ内にある確率が95.5%というのはかなり高い確率ですね。これを相場に使わない手はないと思うわけです。



そこで多くのトレーダーが+2σで売り、-2σで買いという逆張り手法を試すわけですが、いまいち成績がよろしくない。





大事なのは違った時間軸でのトレンド有無




スキャルピングにボリンジャーバンドを使う場合1分足を使いますね。しかし、1分足だけをみてボリンジャーバンドの逆張り手法を試すのは危険です。



1分足のトレンドは非常に弱く、トレンドの急転換がよくあります。



doruen1pun.jpg



たとえば上のチャートはドル円の1分足ですが、持ち合いから一旦下抜けしてしまいました。ここで逆張りの買いで入っていたものをレンジブレイクということで売りにドテンすると上に持っていかれてしまいます。




今度は買われすぎということで+2σで売りを仕掛けるとさらに上に持っていかれ含み損が大きくなってしまいますね。




この時ドル円はどうなっていたのかというと上昇トレンドでした。
douren1h.jpg



窓を開けてのレンジ上方ブレイクアウトですから、大きな流れは上であるということです。
スキャルピングですから、1分足を使うのは避けられませんが、そのときでも大きな流れがどうなっているのか、日足や1時間足でのトレンドチェックは欠かせません。





ボリンジャーバンドスキャルピングエントリー条件



ここまでをまとめてボリンジャーバンドのスキャルピングエントリー条件を書いておきます。


・日足、1時間足で持ち合いになっていることを確認する(バンドの中心線が横になっている)。

・1分足で持ち合いになっていることを確認する。

・+2σで売り、-2σで買いの逆張りエントリーをする。





ボリンジャーバンドスキャル 利食いと損切り



利食い条件はボリンジャーバンドの反対側の2σとします。しかし、多くの場合タッチしないで戻ってきてしまうことが多いので、中心線を超えたくらいで利食いを入れるといいでしょう。


損切りは-5~-10pips程度とします。

あまり損益レシオが悪くならないようにします。利益:損失=1:2~3くらいが限度でしょう。




エントリー回数は各持ち合いで1回まで



持ち合いは長く続くこともありますが、多くの場合上に書いた手法が通用するのは1回のみです。それ以上はまたどちらかの方向にブレイクしてトレンドを形成することが多いです。


トレンドを形成して持ち合いになったところで一回トレード、またトレンドを形成して一服したところで一回トレード・・・というようなペースがいいでしょう。


ずっとやっているとブレイクしたときにそれまでの利益を吐き出してしまうことが多いです。



マルチタイムフレームのボリンジャーバンドシグナル




ボリンジャーバンドで逆張りをする時は最低でも1分足以外に他の時間足を見る必要があります。

この時同時に一つのチャートで両方のボリンジャーバンドを見ることができたら便利ですよね?


探してみたら、ボリンジャーバンドのマルチタイムフレーム表示ができるものを見つけました。

同時にボリバンの状態を見ることができて、シグナルアラートも出るので相場を見ていなくてもチャンスを逃しません。


さらに、ミドルラインの計算法はSimpleではなく、EMAやSmoothedなど全4種類の中心線を描くことができます。
こちら>>ここまでカスタマイズ出来るなんてすごい!計算法や適用価格までも設定可能!
マルチタイムフレーム ボリンジャーバンド/メタトレーダー(MT4)用インジケーター
マルチタイムフレーム ボリンジャーバンド/メタトレーダー(MT4)用インジケーター?|?fx-on.com




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スキャルピング プライスアクショントレードの実践を無料で学べるところ [小林芳彦氏スキャル手口]

スキャルピングの手法は様々ありますが、チャートを見ないやり方として「プライスアクショントレード」があります。

プライスアクショントレードとは名前の通り「価格の値段の動きを見て取引する手法」です。


ローソク足で長い陽線が出た時に、その陽線がどのようにできたのか?は後からローソクを見てもわからないわけです。「高値近辺で大きく売られたけれども、結局買い戻されて高値で引けたケース」と「特に大きく売られることもなく順調に伸びていった陽線」とでは意味合いが違うわけですね。


値段の動きを見ることで売るべきか買うべきかを決めていくこのスタイルは株式で言うところの板読みのトレードと通じるところがあると思います。


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小林芳彦氏のプライスアクショントレード解説が素晴らしい



ヒロセ通商、もしくはJFXで口座開設すると聞ける小林芳彦氏のスキャルピングのやり方で興味深い話を聞きました。今日の話です。


「(103円の)大台を一回で割れて、90-85まで一気に走ることって非常に少ないです。一回(103円)丁度を割れて、98-95ゾーンで止まり、これが一回大台(103円台)02-05まで戻ってくるんですね。ただここで10-15ゾーンに戻ってこない場合はもう一度売られて、次には90-85ゾーンにあると思われるストップを引っ掛けて行く」

「たとえば85-90で止まってもみ合いが続くなら私買うと思いますね。でもこれが、85-90で止まらずに、85やって88、83やって85、80やって82という値動きを続けてやっているのなら80は割れていくと思います。こういうときは戻り売り」


これは1分足でもなかなかこの値動きは反映されないと思うんですよね。上の値動きということで言えば、ローソクではただ単に陰線を出しているだけだと思います。


しかしプライスアクションに注目していれば、売られるポイントが徐々に下がっていくのを短い時間の間に確認できるわけですから、当然、チャートを見ているよりも早いアクションが可能であると思われます。


スキャルするならチャートを見ずに、プライスアクションだけを見てトレードしたほうが細かく早く利益を確定できるのは間違いないかと思います。



プライスアクショントレードの基本をしっかり学ぶには書籍が良さそうです。
たとえばこちら>>プライスアクショントレード入門



「ブレイクアウトとブレイクアウトがダマシになったとき」

これ興味深くありませんか?この書籍で詳しく述べられています。



実践は小林芳彦氏のスキャル手口を学ぶ



書籍で基本を学んだらあとは実践者のやっていることを真似るのが一番効果が高いです。書籍で理論を学ぶのは大事なことですが、トレードの実際を学ぶ以上の効果はありません。


小林芳彦氏のスキャル手口はリアルタイムでわかりますし、どういう理由でそこで売買するのか?は毎日更新してくれるモーニングショット・イブニングショットというコーナーで詳しく解説してくれます。


音声での配信で、リスナーからの質問もていねいに返してくれるので本格的にスキャルを学びたいのならすごいおすすめです。


口座開設はこちらから>>JFX株式会社

ヒロセ通商





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スキャルピングでEMAを使ったトレード方法 [スキャルピング 移動平均線]

スキャルピングをするにあたり、テクニカル指標の選び方は非常に重要ですよね。
スキャルピングの勝ち組はいったいどんなテクニカル指標を使っているのか?色々挙げられますが中でも最も人気なのがEMA(指数平滑移動平均)です。


私も実際にスキャルピングするときはEMAを使って取引しています。

この記事ではスキャルピングに使うEMAの設定や使い方について記事にしておきます。

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スキャルピングEMAの設定



スキャルピングに使うEMAは3本。

長期:200本
中期:40本
短期:20本

これが基本となります。


エントリーサインはパーフェクトオーダーを採用。
パーフェクトオーダーというのは、

上昇トレンドならば長期<中期<短期の順でEMAが並び、

下降トレンドならば長期>中期>短期の順でEMAが並ぶことを言います。


この順序にEMAが並んでいるときのみ、その方向にエントリーします。


押し目狙い・戻り売りスタンスで臨む



スキャルピングは確定させる損失・利食いとも値幅が狭いですから、あまり追いかけて売ったり買ったりはしたくないところです。


上昇トレンド中の押し目を買い、下降トレンド中の戻りを売ります。
したがって、反転ポイントをうまくとらえるために、EMAとは別にもうひとつオシレーター系のテクニカル指標を追加します。

オシレーター系は色々ありますが、2本の線が交差したタイミングで売買できるストキャスティクスなどがいいと思います。

他、平均足も非常にうまくワークします。



EMA200本を損切り目安にする



EMAの長期線である200本線は多くのデイトレーダーが参考にしていると思われ、よくここが抵抗帯になっていたりします。なので、EMA200本ラインを損切り目安に、損した時に大きくなりすぎないようなロットを建てます。

仮に資金が10万円でEMA200本まで5pipsならば5万通貨くらいまででしょうか。

利食いは同じく5pips程度が食いっぱぐれがなくて良いと思います。

この辺りメタ4でEAが組めそうなのでできたらデータを公表したいと思います。




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スキャルピング 基礎2 リスク管理とか勝率とか [スキャルピング手法]

前回の記事でスキャルピングで抱えるリスク「ロットの調整」について記事にしました。

今回はリスク管理の話です。


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スキャルピングに必要な資金と失える金額



スキャルピングをする時は自分の資金とそこから割り出した許容できる損失を計算で出しておきましょう。


一般に一度のトレードで失える資金は2%と言われています。
100万円の資金があれば、一度の損失で2万円まで失えるということですね。


しかし、これはスイングトレードや長期投資の話で、スキャルピングに関してはもっとシビアにしたほうがよいでしょう。


もし仮に10万円のスキャルピング資金があって一度のトレードで失える資金は1%程度であると感じます。この辺りは自分のトレード手法がどのくらいの勝率なのかにも関わってきますので一概に言うことは難しいです。



一度のトレードで10%の資金を失ってしまったらたぶん冷静ではいられないと思います。





リスクリワードレシオも関係がある



損失に対していくらの利益が得られる計算か?これをリスクリワードレシオと呼んでます。

スキャルピングをやっていて、損切りが続くと「今までの利益が飛んでしまった」という状態になり、損を取り返そうとする心理が働きます。この状態、かなり危険です。



相場をやっている以上損が続いてしまう状況になるのはやむを得ませんが、その時に冷静でいられる心理状態が必要です。



利益:損失が1:10であれば、1回の損失で10回分の利益を失うわけです。これは非常によくない状態になります。多くの場合冷静でいられないでしょう。



利益:損失が1:1であっても、勝率が6割程度ではやはりストレスがたまってきます。

利益:損失を1:1~2:3程度に収まるようなテクニカル優位の局面を見つけ出し、勝率を7割以上にするか、利益:損失を3:2程度になるようにして、勝率を5割程度にするという戦略もありだと思います。



ともかく、テクニカル研究をして「ここなら勝率が高い」というポイントを見つけ出すようにするというのがスキャルピングの基礎になるはずです。




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スキャルピング 基礎1 ロットの調整 [スキャルピング手法]

スキャルピングというのはひとつのトレード手法です。FXに限らずトレードの手法はだいたい次のどれかに分類されます。

長期投資(数ヶ月~数年程度のスパンで取引する)

中期投資(数ヶ月に一度の取引)

スイングトレード(数日~1ヶ月程度に一度の取引)

デイトレード(1日でトレードを完結させる)

スキャルピング(数秒~数分でトレードを完結させる)


もしかすると、スキャルピングはリスクが少ないのではないか?と考える人もいると思います。それはその通りリスクは少ない面もあるのですが、一歩間違うと大きなリスクを背負うはめになります。


スキャルピングでリスクを大きなリスクを抱えてしまうかどうかは、判断力と決断力によります。

今回はスキャルピングの基礎となる取り組む姿勢について書いておきたいと思います。

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スキャルピングでリスクが大きくなる理由



スキャルピングは数秒~数分で終わらせるトレードなのだから、損失の塩漬けにならない分安全なのではないかと考える人もいると思います。


数秒~数分であればたしかにそんなに値動きはないわけですから抱えるリスクは最小であると言えます。

しかし、実際にはかなり危ない局面も存在するのです。



ポジションが大きすぎる



douren.jpg

上のチャートはドル円1分足チャート。

東京の市場が開く9時からドル円は急騰し、40pips強上昇しました。

その後、落ち着いて4~5pipsの値幅で推移しています。



4~5pips程度のレンジ幅を狙って逆張りのスキャルピングをすると何度か繰り返して利益を取ることができます。4~5pips取ることを目的として10万通貨の売買を繰り返せば4~5千円取れる計算になりますね。



値動きが小さい時に大きいロットを建てるということは誰もがやることです。この時に為替がポジションと反対の方向に急激に動き出すと突然大きな損を抱えることになります。



問題は突然為替が動いたことというよりは、予期せぬ動きが起きた時に潔く損が切れるかどうかにあります。すぐ戻るだろうと思って、損を抱えたまま放置していると強制ロスカットになってしまうことが多々あります。



実際、FXで退場してしまうトレーダーの多くがこのタイプであると思います。



上のチャートではドル円を紹介しましたが、ドル円はまだ動きがおとなしい方で為替の急変動が少ない通貨です。儲けをたくさん欲しいひとはもっとボラティリティがあるポンド円などを選ぶかもしれません。



儲かっている時はいいですが、一度損失を抱えた時にとんでもなく一方向に動いていくのがポンド円ですから、そうなった時の対策を持っていないと一発で退場がありえます。



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スキャルピングでオシレーター指標はこう使う [スキャルピング手法]

前回の記事でダウ理論について説明しました。

前回記事>>スキャルピングにかかせないダウ理論

スキャルピングでテクニカル分析は欠かせないですが、それ以前にダウ理論が基本となっています。ダウ理論が定義する上昇トレンド、もしくは下降トレンドに従っていない相場環境では一度入ったエントリーでも撤退して様子見することが重要です。要するにテクニカル指標の前にダウ理論が来ます。



さて、ダウ理論が基本としたうえで今回はスキャルピングでのオシレーター指標の使い方について記事にしておきたいと思います。

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スキャルピングでオシレーターはエントリーに使う



昔買ったFXの商材でオシレーター指標を使って逆張りトレードをする手法を学びました。今はまったくその手法を使っていません。


私はオシレーター指標は一定の優位性はあると認めますが、それを中心に据えて「今は買われすぎだ」とか「現在の値段は安すぎる」といった使い方はしません。



多くの投資家は高すぎるとか安すぎるといった値ごろ感で売買します。一方スキャルピングをする人にとって価格は単なる数字で高すぎるとか安すぎるといった考えはありません。



なのでオシレーター指標の意味も一般的な使い方と少しズレてくるんですね。


下のチャートを御覧ください。ポンド円の1分足です。

gbpocillater.jpg

チャートの環境を認識しておくと、移動平均線はゴールデンクロス中であり、ダウ理論の観点からも高値を更新していて、安値が切り上がっているので上昇トレンドと認識できます。


この場面では高く上がったところを売りで入るのではなく、安く下がったところを買いで臨みたいところです。


ではどうすれば、安い値段で買えるでしょうか?



その時使えるのがオシレーター指標なのです。


オシレーター指標ではストキャスティクスが短期線を上回るゴールデンクロスをしているのが見えます。このタイミングで買うとトレンドが継続する場合は上昇していく可能性がかなり高いです。



利食いと損切りの考え方



オシレーター指標を使ってこのタイミングで入るのには理由があります。


それは安く買うということもそうなのですが、とりあえずの安値がいくつなのか決めやすいということです。オシレーター指標を使ってここで入るととりあえずの安値がオシレーターの反転するところです。反転が確認できたらここをとりあえずの損切りポイントとして考えます。



そうすることで非常に小さい損切りで終えることができるのはわかりますよね。


一方の利益は2~3pipsあるいは利益を伸ばして耐えていると10pipsくらい狙えると思います。


利食いに関しては私はオシレーターを使っていません。一定して2~3pipsとしています。



これについては色々検証しましたし今もまだ検証中ですが、なかなか頂点に近いところで利食いができる指標というのはありません。あれば教えてもらいたいですw



結局スキャルピングは1分足など短い時間足を使うのでテクニカル的には根拠が弱いです。また、すぐ反転してきてしまうので、あまり利益を延ばすという考え方もうまくいきません。



一定のpipsで利食ってしまうのがよろしいかと思います。




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スキャルピング テクニカルおすすめの組み合わせ [スキャルピング手法]

スキャルピングはデリケートな取引手法です。必要なのはまさに精確さ。適当に売買して利益は積み上がらないのがスキャルピングの難しいところです。


当然、スキャルピングをやるにはテクニカル的に有効な指標を使います。この組み合わせがダメだと利益を増やすことは難しいでしょう。

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基本はトレンド指標を使う



スキャルピングで使うテクニカル指標はトレンド指標を中心に据えるのが良いと私は思ってます。スキャルピングは短い時間とは言え、値幅があったほうが稼げますからそれに乗っかるためのテクニカル指標を使うべきです。


おすすめのテクニカル指標は「指数平滑移動平均」です。
この指標は移動平均線を改良したものですが、非常に多くのトレーダーに使われていて適切な数値で運用すると転換点などでしばしばワークしていることを感じられると思います。

指数平滑移動平均をスキャルピングでどう使うかはまだ記事にしていなかったので、近いうちに必ず書きます。

「ボリンジャーバンド」もおすすめです。逆張り指標として使っている人も多いですが、考案者のボリンジャーが言うように「基本は順張りとして使う」のがおすすめです。特にトレンドが出た時は順張りで使うと大きく利益を伸ばせる傾向があります。



一方あまりおすすめしないのが「一目均衡表」
おすすめしない理由はいくつかありますが、一番大きい理由は「線が多すぎる」ということ。「どこかを割ってしまったら損切る」ということは多くのトレーダーが感じますが、一目均衡表の線を損切りラインとして採用してしまうと、損の幅がまちまちになってしまって資金管理がやりづらくなります。

また、一目均衡表を1分足の根拠としているトレーダーがどれだけいるか?採用しているトレーダーが少なくなるほど根拠にならなくなります。




押し目買い戻り売りにオシレーター



トレンドを追っていると「なるべく安いところで買いたい」「高いところで売りたい」はずです。押し目一杯、戻り一杯のポイントを教えてくれるのがオシレーター系指標です。


おすすめは「ストキャスティクス」や「RSI」あたりになります。どちらかというと、オシレーター系もクロスがあったほうがエントリーにたいする確度があがるのでストキャスティクスの2本線バージョンを使うと良い結果が出せます。

stochas.jpg

上の黄色い◯がストキャスティクスのクロスしているところ。なかなかの精度です。もちろんダマシなどもあるのですが、それはダウ理論など他の考え方を取り入れたりしてさらに精度を挙げていく努力をしていきます。




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スキャルピングにかかせないダウ理論 [スキャルピング手法]

スキャルピングをするにはどうしてもテクニカル指標が必要です。

日経平均や株取引には板があって、板を読むトレードをしていたひとの中には値動きによってトレードするからテクニカル指標なんて必要ないという人もいます。


しかしFXには板はありませんから、テクニカル指標を使わざるをえないです。


テクニカル指標は何を使ったら良いのか?というのは重要なテーマですが、それ以前にチャートそのものを読むということがトレーダーには不可欠です。


スキャルピングやっていて大損をしてしまう人の多くはテクニカル指標の見たいところだけを見て、自分のポジションを正当化しようとしているように見えます。


gbpjpy1d.jpg

上の画像はポンド円日足チャートとRSIです。


RSIは売られすぎを示す指標です。一般的には20%を下回るようなら売られすぎと判断されます。



上のチャートでは完全に売られすぎですが、まったく下げ止まる気配はありません。また、RSIなどのオシレーター指標はダイバージェンスという現象があると言われます。ダイバージェンスとは相場の逆行現象で、相場は下落していても、RSIは切り上がっているので反転が近いことを示すと言われています。



実際そのダイバージェンスの通り反転することもあります。しかしそうならないこともあるのが相場です。上のチャートでは素直に売りをしていれば儲けが出たはずの局面です。



しかし、この局面で大きな損を抱えて退場したトレーダーがかなりいたはずです。これはポジションを買いで持っていて、それを正当化するためにダイバージェンスがどうのと後から理由を付けるためにそのようなことになってしまうのだと思います。


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エントリーと同時に出口は決まっている



たいていの投資家はエントリーしたらあとは儲けが出ることしか考えていません。それが大きな損失を出して退場してしまう原因になっていると思います。


エントリーしたらどこで利食いをするか、どこで損を切るのかハッキリさせておきます。これがないと損をいたずらにふくらませることになります。


一番シンプルでいいのはダウ理論です。


ダウ理論では、

上昇トレンドは高値はどんどん更新していきます。反対に安値はだんだん切り上がっていきます。

下降トレンドでは安値はどんどん更新されます。反対に高値はだんだん切り下がっていきます。

dauriron.jpg

上昇トレンドが転換するのは前の安値を現在の安値が下回った時、

下降トレンドが転換するのは前の高値を現在の高値が上回った時

と仮定することができます。



高値の序列、安値の序列が崩れた時がトレンドの終焉を疑うときです。



スキャルピングに使う1分足チャートや5分足チャートを見るとダウ理論が必ず示現しています。トレーダーはこのダウ理論を元に利益を上げるのが最も簡単です。


ダウ理論のメリットは損を小さく抑えることができる点にあります。


ダウ理論を使ったエントリー方法は別の記事で紹介していきますね。



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スキャルピングで安定して勝つために必要なこと [スキャルピングのメンタル]

スキャルピングは短い時間に決済できるので資金効率が非常に良い。これは間違いのない事実ですが、いいことばかりではありません。

エントリータイミングが多数あることで集中力が途切れ、変な売買=根拠のないエントリーが増えて、「やめておけばよかった」と後から反省したくなるような取引が増えてしまいます。


スキャルピングで安定して稼ぐためには回数をなるべく少なくし、無理のない目標額を設定、目標額を設定したらあとはやらないくらいのスタンスが必要だと思います。


まあちょっと考えてみて欲しいのですが、スキャルピングやってどうなりたいでしょうかね?私はスキャルピングで生活できるというのが大きな目標でした。


スキャルピングをして、日に1~2万稼げれば今の仕事は辞められるか、減らすことができると思ったからです。

スキャルピングで億万長者になろうかとも考えたことがありましたが、資産として1億2億稼ぐのなら、スキャルピングなんてリスクのあるものをやらずにもっと安全な投資に目を向けたほうが利口だと思いました。


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エントリーするほど損するスキャルピング



下の画像はドル円1分足チャートです。

scalmotiai.jpg

スキャルピングの王道スタイルはやはりトレンドフォローかレンジの中での逆張り手法。



どちらかを選んでトレードするならともかくも、器用に立ち回ろうとして両方の手法を混ぜ合わせてスキャルピングするとたいていの場合やられます。


上のチャートは持ち合いの場面ですが、ここでトレンドフォロー手法を取るとかなりの回数やられます。


ブレイクアウト手法を取るトレーダーにもきつい局面だと思います。ブレイクアウトした後にすぐに戻ってきていますから。



スキャルピング上級者であればこういった場面でも積極的に利益にしていくことが可能ですが、そうでない場合はエントリーを絞ってトレードすることをおすすめします。



スキャルピングで安定して稼ぐにはテクニックというよりも心理的な面の影響が大きいと思います。


だいたいにおいてスキャルピングをしているととにかくポジションを多く無駄な売買が増えがちです。


その理由は損を早く取り返したい

もしくは、含み損を回復させたい


この辺りに集約されると思います。


スキャルピングをやるに当ってテクニカル指標による分析は欠かせませんが、ほぼ1分足などの短い時間軸でトレードすることになると思います。


スキャルピングをやっていて感じることなのですが、1分足のテクニカル分析は有効ですが根拠としては弱いんですよね。なのでダマシにどうしても引っかかってしまう。


これが単なる単純作業なら耐えられると思いますが、トレーダーは身銭を切ってやっているので、回数の多い損切りや額の大きい損切りに強いストレスを感じてしまいます。


こういう心理状態になってしまうと大変危険で、損失に対して鈍感になり、損が損を呼ぶ悪循環に陥ってしまいます。


したがって、スキャルピングで安定して勝つためにはエントリー回数を厳選し、目標額を設定のうえ、達成したらその日はもうやらないと決めてしまう。また、損失が一定以上出てしまったらやはりトレードをストップするというメンタルの管理をしっかりしていくことが重要と思います。



テクニカル指標がどうの言う前に心理状態を安定させる必要があるということです。
所詮1分足のテクニカル指標、あんまり当てになりませんから。



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スキャルピング エントリー タイミングはここを狙う [スキャルピング手法]

スキャルピングで利益を積み上げていくには

いくつかの条件があります。

それらの条件を挙げてみますと、

・損小利小(大)

・高い勝率

・絶妙なエントリー

これらが必要であると思います。


結局スキャルピングは高勝率とはいえ、

負ける可能性があるわけなので、利益を

一度の負けで飛ばしてしまわないように

小さく損を切っていく必要があります。


その損も数が少なければなりません。


テクニカル的に反転するポイントというのは

ある程度決まっていますから、

そういったポイントとなる箇所を見逃さないように

集中し、条件がそろったら迷わずエントリー。

これがスキャルピングには必要です。


今回はスキャルピングにおける

エントリータイミングはどこなのか

記事にしておきます。

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何はともあれトレンドを認識する



スキャルピングであってもトレンドを見方につけることは

非常に重要です。

なので、スキャルピングをするにあたっては

環境認識をしっかりする必要があります。



スキャルピングをするに当って、

見る時間足は1分足を見ている人は多いと思います。

でも1分足だけでは環境認識はできません。


少なくとも1時間足から始まって

1分足を見ていかなければなりません。

勝率を上げるには日足、1時間足、5分足、1分という

順番で見ていきます。



トレンドの方向を見るにはダウ理論

そしてEMAがどのように動いているか観察します。

EMAがサポートラインとして機能しているか

それともノートレンドで何も機能していないかなど

しっかり見ておきましょう。


usdjpy1m1020.jpg



上の画像は10月20日のドル円1分足チャート。

上昇の動きが見て取れると思います。

この上昇トレンドでどこでエントリーするか

そのタイミングを図ることは非常に重要。


あまり高いところで買ってしまったら

利幅は残されていません。

かといって、トレンドの転換がいつ始まるか

わかりません。

なので利食いは損切りと同じ値幅かそれよりも

少ないのが理想。



まず一つ目。

上の画像の左端から説明します。

一つ目は一旦上昇した相場が移動平均線レベルまで

落ちてきています。

安値の最初の一回は見逃されますが、

その次のサポートラインと安値が並んだ◯印のところは

絶好の買い場と言えます。

もしここで買うことができたら、きわめて浅い

損切りを設定することができます。

ここから3~5pipsの上昇はさほど難しくないはずです。


もう一つは相場がだいぶ上に走り出した局面。

移動平均線には価格が触れていません。

こういうのは入るのは結構勇気が要りますね。

強ければロットを押さえて買いエントリーをします。

利食いは損切幅と同じくらいになるように設定します。


この時、直近安値が決まるのは価格が押し目の

半分近くまで戻したときです。

他、ストキャスティクスが反転したとか

平均足が買い点灯になったなども根拠になります。



3つめは移動平均線に触れているので結構わかりやすい

ですね。

でも上昇トレンドも終盤ですから、

いつはしごを外されるかわかりません。

利食いも3pips程度に押さえて起きましょう。


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